真面目男子が結婚相談所には多い
そもそもなのですが、結婚相談所の門を叩く男性の多くは、真面目な方です。
ところが真面目であればあるほど、女性からは
「う〜ん、なんか違うんですよね」
「彼とは結婚のイメージがわかない」
「いい人なんだけど、物足りない」
と言われてお見合いをパスされたり、交際を終了されがちなのです。
お見合いをパスされるということは、プロフィールを見た段階でもう(この人と会いたいと思えない)ということです。そんなのってあんまりですよね。さらにデート代を奢ってあげたのに、なんか違うってひどい!そう思いませんか?
男性としては、「真面目で誠実」はきっと結婚相手の第一条件であろうと思って、一生懸命に(それこそ真面目に)誠実さや真面目さをアピールしているのに、なぜそれではダメなのか、選ばれにくいのか、どうすれば選ばれるのかをお伝えしたいと思います。
プロフィールでの真面目アピールはNG
もしもあなたが真面目に仕事一筋に生きてきた人だとしても、
「今までひたすら仕事に生きてきました。気がつけば同僚や友人は結婚していて、自分も落ち着きたいと思ってエントリーしました。自覚している性格は真面目で誠実だと思います。」
はダメ、絶対。なのです。
その理由は、真面目な人イコールつまらない人、頑なで退屈な人という風に読み取れるからなのです。
言い換えると、自分は真面目で正しい、だから誰にも非難されるはずはない、という正論を振りかざしそう、そんな印象を女性たちは持ってしまいますよ。
ではどうすればいいのか、答えは簡単です。“真面目”をさまざまな表現で言い換えるのです。そしてデートで意外性を演出していけばいいのです。
女性が感じる、男の魅力とは
女性が感じる男の魅力、とかきましたが、実際には男女問わず全ての人間に当てはまることです。
それは
“可能性”を感じるものに、強い興味を持ちときめく
“プラスの意外性”を見せられると、目が離せなくなる
という習性があるということです。
例えば、貯金より投資にときめくのは、儲かる可能性を秘めているからですし、将来がどうなっていくのか楽しみな子育てもそう。何か新しいチャレンジに向けて頑張るとき、人って未来の可能性を思い描いて興奮し、ワクワクしますよね。
逆に言えば、だからこそ、条件はいいはずなのになぜかお見合いや婚活デートで苦労する男性がいるというわけなのです。肩書きや学歴、努力してとった資格や去年の年収などの《過去》は女性にとって「悪くない」加点要素になりますが、それだけでは【強い興味をもつ=ワクワクしてときめく】には至りません。
むしろプロフィール写真が発する雰囲気のなかに、あるいはプロフィールの文章のなかに
- かっこいいけどかわいい
- クールだけど情熱的
- エリートなのに庶民派
- 強そうなのに、弱さもある
- 大人しそうなのに決断力がある
といった複雑で理解が難しい要素があることで、【え?どういうこと?】と魅力を感じて興味を持つのです。実は女性にとって、相反する要素を持っている男性はとてもそそられるのです。なぜなら、その人と結婚して一緒に過ごすことで起こる化学反応=可能性に期待するというわけです。
そういう意味では、今すでに高いスペックがある人よりも、
- 仕事などでの伸び代が大いにある人
- 新しいことに取り組もうとする人
- 結婚して変化したい、成長したいと思っている人
は最強とも言えるでしょう。女性からすると、成長のための結婚ならば、私に必要とされることがはっきりしてきそうだな、とひとごとではなく自分ごとに感じられるものです。
一方で、
- 結婚しても趣味や休日は別々に過ごしたい
- 自分のペースは現状維持、相手が合わせてほしい
- 仕事しか知らないので会話の引き出しが何もない
という人は、頑張らないと難しいですよ。女性は結婚することで新たな刺激を受けたい、変わってみたいと思っている人がほとんどだからです。
ところで夫をATM扱いする女なんて嫌だ、と世の男性は言いますが、最初からATMと結婚したいと思っている女性なんてほぼいません。結婚した後に試行錯誤の末、お互いの可能性を高め合えないとわかった時に仕方なくそうなってしまうのです。
「自分のことだけで精一杯なんだ、いいからほっといてくれ。」
多くの妻が最も傷つけられる言葉です。どんなに仕事がハードでも、1日にほんの5分あるいは週末の1時間だけでも二人の時間を作ってお互いの考えていることや、感じていることを共有し、叶うかどうかは別として共通の夢や目標を設定していくとうまくいきますよ。裏を返せば、自分の可能性を高めてくれるお相手には条件なんて関係なく夢中になれるのです。
幸せになれそう、と女性が思う条件
可能性って言われても、抽象的すぎてわからない、と思いますよね。
具体的にはこんなことです
・行ったことのない場所へ誘ってくれる
・見たことのない体験を語ってくれる
この辺りはデートですぐにわかることです。できれば会う前から、こんなところへ連れていってあげたい、と予告をプロフィールに書いておけばマッチング率は跳ね上がります。
一人ではみられない景色や、おそらく行かないであろう場所などは、人生の豊かさを想像してワクワクするのが女性です。行ったことのない場所へ行くのを、不安に思ったり、億劫がる男性が案外多いのに対して、進んで未知の体験をしたいと願うのが女性特有の【好奇心】なのです。受け身な女性が、デートのお誘いを待っているのも、まだみたことがない景色を見せてくれるかも、と期待するからです。そこのところをご理解下さいね。
あとは、結婚後のビジョンがあることも魅力に繋がります。例えば
・将来の夢を持っている
これも魅力です。別に大富豪になるとかでなくていいので、ささやかでも、人生に夢や目標があると
“この人の可能性に私の人生を賭けてみたい”
そんな気持ちになる女性は続出ですよ。「そう言われても、特に夢っていうほどのものはないし、、、」と思いましたか?もしもご自分に特別な夢や目標がなくて大丈夫。
・女性の夢を叶えるサポート力がある
これも十分な魅力です。それには安定した仕事についており、ある程度貯金や資産があるということが必須になってきます。一生懸命に真面目にやってきたあなたなら、きっとそれなりの蓄えがあるのではないでしょうか?ここまで読んで、
そうしたら「僕、貯金がいっぱいあります!」でいいんですね?よかった!
そう思ったかもしれませんが、大間違いです。それでは単なる“過去の自分”についての”ただの自慢”です。もちろん貯金はないよりあったほうがいいのですが、どうせアピールするなら、
「君の願いを叶えることが僕の幸せ」
とお相手を主語にしてアピールすれば、女性は大いなる可能性を感じられ、魅力に感じるという人が多いのです。どう違うかというと、
「ふーん貯金あるんだ。すごいね。ご立派ですね(私は貯金あんまりないけど怒られるかな)」
という他人事から
「え、私の願いを叶えてくれるの?それなら嬉しい♡」
という自分ごとへニュアンスがガラリと変わるというわけです。そこで本当に浪費するような女性なら、パスした方がいいのですが。そのあたりの確かめ方も追々お伝えしますね。
まとめ
ここまでの話を整理しましょう。
- 真面目で誠実、という言葉では女性のハートは動きません
- むしろ頑なで退屈な人、正論を振りかざすタイプと敬遠されることも
- 結果的に、婚活で苦戦する真面目なハイスペ男性は結構います
- 「可能性」と「意外性」が女性のハートに刺さる
- 結婚して幸せになれそう!という未来の可能性を”女性目線”で示そう
いかがでしょうか?
「なんとなく理屈はわかりました、でも具体的にプロフィールをどう変えればいいのかがわからない」、あるいは「交際中に女性をワクワクさせるデートなんて提案できそうにない」、そう思ったらまずはご相談ください。
そもそも真面目男子が多い結婚相談所、その真面目男子の中でも、選ばれる男性になるにはコツがあり、プロデュース力が必要なのです。会員様への個別相談は無料、何度でも親身になってアドバイスしていますよ。
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