案外珍しくない?!交際ゼロニチ婚
最近のニュースでイモトアヤコさんが、番組ディレクターの男性に逆プロポーズ、即OKで「交際ゼロニチ婚」がめでたく成立した、と言う記事が載っていました。
超多忙な女性芸人さんと、番組のスタッフの結婚は初めてのことではありません。
上沼恵美子さん、山田邦子さん、大島美幸さん(森三中)もテレビのプロデューサーと結婚していますよね。
交際ゼロニチで結婚した芸能人カップルは?と言うと、堀北真希さんが記憶に新しいところではないでしょうか?
最近では交際ゼロニチ婚、実は人気なのです。
その理由とメリットデメリット、注意点をまとめました。

恋愛よりも結婚がしたい
未婚女性を対象にした「恋愛をせずすぐにでも結婚したいと思いますか?」と言うアンケートの結果では、26.5%の女性がはいと答えています。

有効回答件数204件
はい、と答えた女性に「恋愛より結婚がしたい」理由を聞いてみたところ
年齢が年齢だから(35歳/医療・福祉/専門職)
「出産などのことを考えると、歳が歳だからのんびり恋愛などしている場合ではないと思う」
恋愛と結婚は別だから(34歳/医療・福祉/専門職)
恋愛と結婚は別もの、お金と時間を無駄にしたくない
恋愛するのは面倒だから(24歳/その他)
「恋愛はムダなことも多いから面倒くさい。さっさと結婚するほうがいい」
一番多いのはやはり出産を考えるとのんびりしていられない、と言う回答。
恋愛のドキドキ、期待と不安が入り混じったあの時間を「無駄」とかんがえるのは現代ならではでしょうか?
「恋愛と結婚は別もの」
と聞くと、ドライに感じる方もいるでしょうが、お見合い結婚がもっとも一般的だった時代=昭和40年代くらいまでの日本では、割とスタンダードな考え方だったのです。
また、医学が進歩したとはいえ、女性の身体的な出産適齢期はさほど大きく変わっていないことを考えると、健やかな子供さんの発育と子育ての体力的な負担を考えるとやはり出産は早い方が望ましいですよね。

交際ゼロニチ婚のメリットとデメリット
当会でも、なんと最初のお見合いで「結婚したい」と言う決断をする方が増えています
条件を明確にきめていて、第一印象で「あ、いいな」と思ったらその場で結婚したいです!と言うケースです。
まさに交際ゼロ日。
そのメリットは
・効率が良い
・お金が節約できる
・ストレスが少ない
などが挙げられます。詳しくみていきましょう
1.効率が良い
効率は時間のこと。お見合いから、交際を重ねてお互いをある程度知ってからプロポーズ、結婚と言うステップをふむには時間が必要です。結婚相談所では最長3ヶ月ルールというのがあって、交際3ヶ月で「結婚してください」か「ごめんなさい」かの決断を下していただきます。この3ヶ月を省略することで、妊活なり二人の暮らしの計画なりにすぐ入れるというメリットがあります。
もしも結婚相談所でなければ、3ヶ月どころか、1年交際しても2年交際しても、彼が一向にプロポーズしてくれないなんてよくあるお話ですよね。
2.お金が節約できる
お金は、交際にはどうしてもかかります。レストランに行ったり、水族館に行ったり、女性はデートのためのお洋服やお化粧品、エステやマツエク・ネイルなど少なからずかかります。
楽しい出費ではありますが、バカにならないのも真実ですよね。
3.ストレスが少ない
時間とお金を節約できれば、その分精神的なストレスも軽くなります。また恋愛って、うまくいくときは楽しくて仕方ないのですが、いざ結婚を前提にとなると相手の言動に一喜一憂したり、疲れてしまったりすることも。「楽しい」と「ストレス」とは隣り合わせなのです。

交際ゼロニチ婚のデメリット
これもしっかりと理解しておく必要があります
1.性格の不一致が起こりやすい
2.家族・親族の理解が得られないことがある
3.隠し事があっても気づいにくい
1.性格の不一致
ノリと勢いだけで結婚してしまうと、あとで後悔することも。
結婚したあとで「どうしても理解できない、ものすごい変なこだわりがある」とか「お金や時間にルーズで私とは違いすぎる」などの不一致がわかることもあります。
結婚相談所では、先方の仲人さんともお話して人柄やご家族のご性格なども第3者目線でお伝えすることができますので、いくらかリスクは回避できますね。
2.家族・親族の反対に会うことも
これはもう、頑張って説得するしかありません。
結婚するのはあなた自身。でもご家族の意見が正しいこともありますので、おっちょこちょいな性格と言われる人や社会で「人を見る目」が養われていない人は、ある程度尊重したほうがいいかもしれません。
家族に反対されたまま一生を添い遂げるのは、なかなか大変なことなのです。
3.隠し事があっても気づかない
例えばですが、借金や持病・宗教などについては、コンプライアンスの保全のため結婚相談所ではカバーできません。
極端な例ですが、年収は1500万円、でも借金が2億円なんていうかたも、もしかしているかもしれませんよね。
あるいはいざ結婚しようと思ったら、かなりしつこく宗教の勧誘をされてしまった、ということもありえますが、それらはご自分の口から直接確認していただく他ないのです。

「結婚契約書」を事前に結ぶのもおすすめ
ご自身の身を守るため、慎重にしたいのなら、行政書士の先生にお願いして「結婚契約書」を作成するのもおすすめです。
結婚、という重たい責任を伴う法律行為、安心して幸せな家族を築くため、双方にとってもいいことかもしれません。契約書の作成に関しましては、親切な行政書士の先生をご紹介できますので、ご安心ください!