あなたの知らない「年収」の世界
こんにちは!
みなさまなんとか生きていますか?
生きていれば、きっといつかは結婚できます。ご安心ください😆
新コロナウイルスの影響で諸々「自粛ムード」ですが、当会では案外気にせずお見合いしている方々も多いようです。もちろん移動はマスク必須ですが!
あまり混まない、「穴場」のお見合い場所を抑えている仲人ならば、こんな時でも慌てず騒がずちゃんとお席をご予約できてたりします。
どうぞ信頼できる仲人さんにご相談くださいね
収入と所得の違い
今日はあなたの知らない「年収のみかた」についてのお勉強です。
まずは「収入」と「所得」って違うのはご存知ですか?
サラリーマンや派遣社員、アルバイトでしたら、いわゆる会社などからいただいたお給料が「収入」となりますよね。
ですが、個人事業主の方ですと「収入」の意味が違います。「収入」から必要経費を差し引いた分が「所得」なのです。これをもとに住民税などが決まります。
事業の内容によっては、必要経費がとてもかかっていたりすることもあります。そうすると、実際の手取り「所得」はうんと少ない場合もあるので、要注意ですよ。
結婚相談所では個人事業主の方には「確定申告書の写し」または「収入証明書」を提出いただいております。
「俺って年収1000万なんだよね」
と言われた場合の年収って何を指しているのか、ちゃんと知っておかないと、あとあと泣きをみることになるかもしれませんよ。
【個人事業主の場合】
所得=収入-必要経費
【会社員の場合】
所得=収入-給与所得控除
というわけです。

年収に含まれていない「副収入」もある
逆にこのご時世、本業以外にもしっかり副業で稼いでいる方もいます。
また、そういった副業をいれたらとんでもない年収が実はあるのに、敢えてそれを伏せているケースも。
結婚相談所では、源泉徴収票の提出を義務付けていますが、副収入まではその範囲に入っていません。
なので、例えばメインのお仕事で年収が600万円あり、実はそれ以外に年間ウン万円以上の家賃収入などがある、とか、特許を持っていてパテント料が入ってくるなどといったケースも近頃は増えています。
PR文の中にさりげなくヒントがある場合がほとんどですので、よく読み込みましょう。
「年収欄」の数字だのみはもったい無い
こういった副収入、昔でしたらおこずかいみたいなものであてにはならない実入りだからとあまり重要視されていませんでしたが、「リスクヘッジ」という観点から見るととても大切なポイント。
例えば今は商社マンだったり、大手メーカー勤務だとしても、突然のリストラや企業の吸収合併、はたまた倒産などもあり得るのです。
この時代、リスクを上手に分散して複数の収入があるということは魅力です。
または、会社に勤めていても何か特別な才能や資格を持ち、いつでも独立できるような男性もいます。
そういう男性を見極めるのも、交際期間の大切なポイント。
交際中の彼の「人間的魅力」だけでなく「社会性」といったポテンシャルも結婚する上で見極めたいものですね。

彼のポテンシャルがわかる方法とは
それならば、どうすればポテンシャルがわかるのでしょうか?
社会情勢や財テクに疎いからよくわかんないよ〜〜
そう思った貴女。
心配はいりません。
男性は『この人!!』と思った女性には、自分のできる仕事ぶりや経済力を自ら示したくなるもの。いや示さずにはおられません。
ましてや年収以上の稼ぎや普通の会社員にはない何か特別な才能などがあれば、結婚したい女性には黙ってはいません。
彼が自慢げに話しているな、と思ったらその場ではよくわからなくても、ウンウンとうなずいて心のメモに書いておいて、あとで調べてみるのもおすすめ。
土地やマンションならどの辺にどんな物件を持っているのか、など「すご〜〜い💖」なんて褒めちぎりながら詳しく聞いてみましょう。
詳しく言いたがらない場合は?
副業・副収入のことなど、ほのめかす程度で詳しく言いたがらない場合は、いくつかの可能性が考えられます。
・あなたのことはそれほど本気ではない
・どこから会社にバレるかわからないので慎重
・実は大したことがない収入
・自分のお財布とあなたのお財布は分ける主義
などです。彼がどのタイプかは、彼の性格や勤め先の性質などによっても違いますのでケースバイケースですが、まずはあなたがちゃんと信用されるに足る人物である、ということが大前提です。
人のウワサ話ばかりしていたり、お金にだらしない女性だな、と思われるようなことがあれば当然教えてもらえないこともありますよ。
「教えてくれない!」と彼のことを責める前に、あなた自身の経済観念をしっかり見直しましょう。
結婚前に見通しをつけたい、お金のこと
お金のために結婚するわけではありませんが、貴女に十分な収入と財産がない限り、基本的には「彼のお財布は二人のお財布」となるわけです。
ましてや多くの独身男性はお金に無頓着なことが多いもの。
出産や子育て、お家のローンに介護保険、親の介護に自分たちの老後の生活などマネープランはライフプランとイコールといってもいいほど大切なことです。
結婚、入籍する前に一度改めてお話しするのがおすすめですよ。
生活費はどうするのか、おうちはいつ頃買うのか、子供のは何人作りたい、進学はどうしたいなどあらかじめ話しておけば、いざその局面になった時に大げんかしなくてすみます。

「マリッジノート®️」がおすすめ
行政書士の湯原玲奈先生が考案した「一生幸せな二人でいるための10のワーク・マリッジノート®️」(朝日新聞出版)というものがあります。
子供のことや親のこと、趣味や仕事・家事・そして二人だけの大切なルールなど、結婚前に書くのはもちろん、一年ごとに見直して更新していくのが鍵です。
とくに大切な「家計を握るのは、妻なのか旦那さんなのか」ははっきりしておきましょう。ちなみに一般的には7割の夫婦が妻が家計を管理しています。
結婚したら、「食費と雑費、光熱費は君がだしてね。僕は家賃だけ担当するから」と言い放って生活費をもらえないというケースも実際にあります。
かと思うと通帳もカードも全部奥さんが管理して、完全におこづかい制というケースも。どうしたいのかは二人で相談して決めましょう。
まとめ
収入欄の年収の意味を知っておかないと、後で痛い目を見ることもあります。
実際にはうんと手取りが少なかったり、逆に書いてない副収入がどっさりあったりすることもあるのです。
きちんと人間性を見て、まずはお相手の仕事やライフスタイル、価値観を知る努力から始めましょう。
貴女が交際相手の男性を一人の人間として向き合い、尊重しない限りは、お相手からも人として尊重されません。人間を知る。そこから初めて真の婚活がスタートするのです!
参考URL:家計のやりくり、共稼ぎなどについての情報
https://o-uccino.com/front/articles/48503
