ハイスペ婚は疲れる!?
世の中の不景気感、物価上昇などの影響もあり、かつてないほど”男女ともに”お相手の年収を気にする時代となっています。一方で、年収ばかりを気にしてハイスペック男性にしか目もくれないでいると、こんなお悩みがでてきます。
- 超人気ハイスペ男性にしか申し込まないので、お見合いが成立しづらい
- 実際ハイスペ男性と会ってみたら性格が良くなかったり、価値観が合わない
- 交際の最後の最後で男性のご家族にNOと言われて傷つく
このいわば【ハイスペショック】はかなりダメージが大きいもの。人によっては婚活鬱になってドロップアウトしてしまったり、うまく結婚へこぎつけたとしても、結婚後にかなり窮屈な思いをする可能性はあります。
希望条件のてんこ盛りにご注意
もちろん経済力は結婚生活において大切な要素です。ですが年収や資産だけでなく、
- 身長は175cm以上ないと無理
- 学歴は有名大学卒業がいい
- コミュ力も高い面白い人希望
- 人気俳優さんによく似たイケメンがいいな
など理想ばかりを言っていませんか? 希望条件のてんこ盛りではあっという間に5年10年が飛んでいってしまうのも、婚活の現実なのです。
そこでご提案したいのが、あなたがまだお綺麗で、心が元気なうちにお嫁に行ける可能性が高い、優良スペック男性との結婚です。
絶対評価と相対評価
いわゆるハイスペと優良スペックとの違いは、一言で言うと絶対評価と相対評価です。
ハイ=高いスペックということは、あなたのスペックや婚活での市場価値的なものを無視して、一方的に希望条件を決めているということ。ボーダーラインを最初に作り、そこで足切りをするのが「絶対評価」です。資格試験などが当てはまることが多いでしょう。これだと条件設定によっては合格者(結婚対象となる方)が0人になってしまう可能性も出てきます。
それに対して、相対評価というのは、受験者の中で上から何人までを合格とするというもので、大学受験などで普通に行われている方式です。婚活に例えると、今お申し込みしてくれている男性の中で、まあまあ条件が自分とかけ離れていない、極端に違いすぎないお相手を選ぶというやり方なのです。
優良スペックがおすすめな理由
優良スペック男性と結婚すると、結婚した後が気楽で、安心して暮らせています。なぜなら、決める基準はあなた自身のスペックだからです。年齢や年収、ルックス、家事能力、性格、結婚観なども含めて、自分よりも少し上か同じくらいの人を選ぶと無理なく背伸びをせずに気楽にお付き合いができ、結婚生活のすり合わせもしやすいのです。
また、ハイスペックすぎる男性は、「女性なら他にもいる、自分がいくらでも選べる立場にある」ということを理解しています。ですので、よっぽどお相手のハートにズキュンと刺さる何かを持っていないと、最後の一人に選ばれるのは難しいでしょう。
さらに、いわゆるハイスペ男性の傾向として、自分の方からお申し込みをして積極的にデートに誘った女性と結婚する方がほぼ100%です。ということは、お嫁さんとして選ばれる外見や人柄、仕事観、家事スキルなどを磨き、それを余すことなくプロフィールに反映させておかずには選ばれません。(我こそは、という方は最高のプロフィール作成をサポートしますのでご相談くださいね)。
その結果、ハイスペ婚では、女性が自分から選ぶのではなく、選んでいただくというスタンスが必要です。逆にいうと、いつまでもじーっと待っていてお申し込みされないなら、どんどん時間が無駄に過ぎていってしまうというリスクもありますよ。
それに対して優良なスペックとは、あくまで女性が自分自身を基準として無理なく一緒にいられるスペックです。なぜこんなことをわざわざ書いているかというと、実際にハイスペ男性とお見合いが成立しても会話が噛み合わなかったり、マウントを取られて不快な思いをする会員様もいるからです。
人によっては、交際中は上手に女性を立ててご機嫌を取っておいて、成婚した後で豹変するというケースもあるので怖いのです。
一番いいのは結婚後に豊かになること
実は結婚前から男性が高年収でキャリアに成功しているケースよりも、結婚して家族として頑張っているうちに徐々に社会的な立場が上がっていく方が幸せになれるものです。そこには、男性が一人で頑張った成功ではなく、二人がチームとして築き上げた二人の功績である、という達成感があります。
結婚相談所でもアプリでも、年収という項目は確かにあります。けれど参考適度にしておくことをお勧めします。というのも、30代はまだまだ伸び盛り。40代に入ってからググッと出世したり、資産が増える方もたくさん見ています。人によっては50代60代でお父様が亡くなり、会社を引き継いでから上向きになられることもありますよ。そのことを念頭において、年収よりも伸び代に注目してお相手を選ぶことをお勧めします。
女性の方が出世するケースも
最近では、結婚して子供を産んだ後で女性の方がどんどん出世するケースも出てきています。そうなってくると、夫となる男性には、経済力よりも家事能力、子供と妻への気配り・めんどう見の良さなどが必要とされています。
ポイントは、二人合わせて豊かになれればそれでいいという発想を持つことです。
もしかして現状では「まさか!出世なんて私には関係ないわ」と思っているかもしれませんが、何がどうなるかわからない時代なのです。柔軟性があり、男のメンツに固執しない男性を選ぶと同時に、いざという時は自分がメインとなって働く覚悟を女性も持っておくといいでしょう。
知り合いのエリート男性もこう言っていました。
「いざとなったら私が稼ぐから、心配しなくていいわよ。あなたはのびのびとやってね」
という妻の言葉のおかげで根を上げずに頑張れてます。失敗して財産を失ったらどうしようという不安やプレッシャーがどれほど軽くなっていることか…
だそうです。
エリート男性だって、必死で今の地位を築いて、キープしているのです。そこには何大抵でない緊張感やストレスがあるようですよ。
まとめ
ハイスペ以上に結婚相手におすすめの男性は、「自分と釣り合う、そこそこ優良スペック男性」です。さらに付け加えるなら、
・気配りや共感ができるひと
・交際中せっせとデートに誘ってくれるひと
であれば文句なしにお勧めです。そのくらいデートの頻度は重要です。もしもハイスペ男性と仮交際に入れても、デートは月に一回だけ、メッセージは週に一回程度、という状況では二人の距離はいつまででも縮まりませんから、結婚なんて夢のまた夢。仕事で忙しい働き世代の方々が、週末家で寝ていたいのをグッとこらえて、わざわざデートをすることに価値があるのです。
プロポーズは長い長い結婚生活のスタートに過ぎません。そこから始まる数十年間の結婚生活をしっかりとイメージしながらお相手選びをしましょうね。
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