コンプレックスを克服する方法とは
あなたはどんなコンプレックスをお持ちでしょうか。
過去〜現在に至るまでの会員様たちを見ると、実に様々なコンプレックスを持っていました。
コミュ力がない、身長が低い、恋愛経験がない、性格がネガティブ、お料理が苦手、髪の毛が薄い、お腹が出ている、学歴が低い、などの割と「よくある」ものならば、はっきり言って大抵マイナスにはなりません。
ほとんどのコンプレックスは解決することが可能です。ただし、解決の方法は大きく二つあります。その前に、
・直せるもの・変えられるコンプレックス
・直せない、変えられないコンプレックス
この二種類に分けて考える必要があります。
改善できるコンプレックスとは
改善できるコンプレックスのほとんどは、主に外見に関するものです。
太っている、痩せている、歯並びの悪さや毛髪の少なさ、ファッションセンス、姿勢が悪い、表情が暗い、などほんの少しの努力で改善が見られます。でもなぜか、改善の一歩を踏み出せずにいる人が多いようです。
その理由は、頭の中で変わりたくない、という防衛本能がブレーキをかけるから。
「どうせやってもムダムダ。もしも頑張っても結婚相手が見つからなかったら、お金がもったいないし、努力するだけ損じゃない。できれば今のまま何にも努力せずに相手が見つかったらラッキー」
というもう一人の自分からの”プロテクト”により、努力の妨害があるからのようです。
本当に努力はムダなのか
断言します。ムダなことは全くありません。例えば、薄毛はAGA治療のお薬を飲めば、ほぼほぼ半年〜1年で見違えるように変わります。歯並びも同じくです。
「少し改善したからといって、結婚できるとは限らないでしょ?」
そう思うかも知れませんが、実際にやってみた方は、「まず自分を少し好きになれた」と言います。
この、努力をして変わった自分に対し、私ってやればできるんだ、とかお見合いで人前に立つことが怖くなくなった、という感覚は非常に婚活の成功に有効なのです。
体型も、無駄食いをやめて運動し、朝きちんと起きて夜しっかり眠るサイクルを作っていけば、お腹周りがスッキリしただけでなく、健康管理ができる自分自身に対して、セルフイメージが良くなり、気分まで明るく前向きになれた、と実践し始めた方はおっしゃいます。
コンプレックスが強ければ強いほど、積極的なアプローチをすることで、見える世界が変わります。
それなのに、
お金がない、時間がない、やってもムダかも
と行動を起こさないのはむしろ貴重な人生の時間の無駄遣い。
1日でも早く改善を始めたら、その分1日長く素敵なあなたでいられるのに、勿体無いというものです。
いっぽうで、両親の離婚や身長、学歴・経済力・年齢など一朝一夕には変えられないものもありますよね。
変えられないことへのコンプレックス対処法
例えばすでに起きてしまったこと、過去の失敗や不幸、身長や家柄、年齢などどうあがいても変えられないことをコンプレックスに感じている方もいると思います。
そういう方でもちゃんと解決方法はあります。捉え方を変えてみる、というものです。
これを心理学の専門用語で【リフレーミング】と呼びます。
まるで地動説!世界が一変するリフレーミングとは
心理学における「リフレーミング」とは、物事の捉え方(枠組み)を変えて、別の視点から見直す思考法です。
私が大好きな作家さんで、【かんころ】という女性がいます。彼女はすべてのコンプレックスに悩む女性を励ます言葉を、Instagramやブログ、書籍などを通じて発信しているのですが、実はとても重くて暗い過去を背負っています。
かなりショッキングな内容なので心が弱い方は読まないほうがいいかも知れません。
かんころさんは高校生の時に、帰宅途中に通った人気のない神社で見知らぬ中年男性から無理やり押し倒され、身体を奪われたというのです。ずいぶん悩み苦しんだそうですが、ある時思いきってそのことを公にすることで、彼女はそのトラウマを乗り越えました。そして辛い過去があるからこそ、悩める女性たちの相談をきき、励ますブログ書き続けていたら、
- その言葉に共感できる
- かんころさんの存在に励まされた
- もっと応援したい!
という女性たちが増え、みごと多くのフォロワーに支持され、書籍は飛ぶように売れて、今や立派な社長になったのです。さらには30代で素敵な年下男性と結婚をしました。
かんころさんの決め台詞で
今日もあなたの人生は、あなたが主役!
という言葉があり、この変えられないコンプレックスを克服するリフレーミング法は、この言葉に尽きると思います。すでに起こったことはただの事実で、それに自分で自由に意味づけをすることができる。ポジティブに捉え直して、意味づけをすることこそがリフレーミングなのです。
リフレーミングのメリットまとめ
- 思い込みや固定観念を払拭し、物事を柔軟に捉えることができる
- 行き詰まりを打開したり、問題を健康的なメカニズムに変えたりすることができる
- ストレスの軽減につながる
- やる気やモチベーションアップにつながる
といわれています。
逆境のヒーロー・ヒロインになれる
もう一度言います。かんころさんのように、コンプレックスがあるからこそ、ヒーロー・ヒロインになれる要素があるのです。
こんなに✖️✖️(コンプレックス)なのに、〇〇な自分ってすごくない?
というほうが、単に「自分は〇〇です。」というよりも、よほど価値がある、というわけです。
そもそも婚活という面だけでいうと、完璧な人はまずいませんし、「自分は完璧だ」と思いこんでいるようなプライドの高い人は、異性から(同性からも)敬遠されています。そもそも身長が低いとか、学歴がどうとか、そういったことはほとんどが相対的なものに過ぎません。逆に、むしろ例えば
「身長が170cm以上ない男性は、結婚相手にはふさわしくないわ!」
なんていう女性がいたら、人をみる目に問題があるので、結婚相手に選ばない方がいいのです。そういうことをいう人に限って、自分の考えではなく、友人がそういっていたからとか、親にそう言われたから、のような主体的ではない選択だったりします。
逆に、ハンデがあるにも関わらず、素敵な女性から選ばれるとしたらそれって魅力で惹きつけているということになるのです。条件だけで選ばれている人よりも、人間的な魅力で選ばれて結ばれるって、よほど幸せなことだとは思いませんか?
これを、逆境のヒーロー・ヒロインの法則、と呼びたいと思います。
コンプレックスがある方、おめでとうございます。あなたには、主役になる素質があるといっていいでしょう。
では実際にそういったコンプレックスを克服した方が結婚できるかというと、答えはイエスなのです。
コンプレックスを克服した人は魅力的
実はここだけの話、コンプレックスがない人よりも、コンプレックスがあり、それを克服した人、しようとしている人はとてもたくましく魅力的に見えるものなのです。
なぜなら、どんな美しい人でも、裕福で賢い人でもコンプレックスを持っているからです。
そもそも人間らしく生きる、ということはコンプレックスとどう向き合うかに尽きるのかも知れません。だからこそ、コンプレックスがあるのでしたら、それはもはや半分くらいとんでもない魅力を手に入れたようなものなのです。
心配しなくても大丈夫です、たいていのコンプレックスは結婚の障害にはなりません。
むしろコンプレックスをしっかりと自覚して、努力したりリフレーミングしたりすることで、異性から愛される存在になれるのが、婚活の事実なのです。
他人を愛する前にまず自分を愛そう
実は誰しもが、もっとも身近な他人は自分の中にいます。誰かに何かをいわれてひどく傷つくのは、自分の中の意地悪な他人が、すでにあなたを攻撃しているからです。自分を愛するどころか、自分のことを馬鹿にしたり、攻撃したりしていると、目の前の他人からのちょっとした言葉や振る舞いが引き金になって、被害妄想が起こりやすくなります。
例えば痩せている人や、スタイル抜群と自分で思っている人に
「太り過ぎじゃない?痩せたら?」
といっても傷つきません。その必要がないと思っているからです。でも、ぽっちゃりしていることを恥ずかしいと思って気にしている人や、最近体重が増えて体型が崩れた、みっともない、と自分で自分を責めていると、
「え、おかわりするの?」とか
「もうお腹空いたの?」
なんていわれただけで、拡大解釈をして、
(遠回しにデブって言われた!それってみっともないってこと?ひどい!傷ついた!)
と深く傷つくものです。なぜなら、それは自分で自分を「太り過ぎでこんな自分はダメだ」とあらかじめ責めているからなのです。
逆に、自分責めをやめればムダに自分嫌いにならずに済むというわけです。自分に対して意地悪で批判的な態度をとっている人は、他人に対してもおおらかにはなれません。もっとこうすればいいのに、とか、ここがダメという具合に、あら探しに必死になってしまうものです。
ですから、他人を愛したければまず自分を愛し慈しむことが不可欠なのです。そこで、上記二つのアプローチ(改善する行動をとる、もしくはリフレーミングする)を使って、コンプレックスを克服することが有効になってきます。
でも、自分で自分のことをいじめるのが大好きな人って案外多いもの。惨めで可哀想な自分でいるほうが、言い訳ができて楽だからかも知れません。
いかがでしょう、あなたはコンプレックスにどう対処していますか?
自分一人ではどうしてもうまく克服できないのでしたらお手伝いをしますよ、まずはお会いしてお話ししましょう。仲人おぎた
