35歳からの婚活卒業のカギ

35歳からの39歳女性の婚活

アンケートによると、婚活がつらいという人と婚活が楽しいという人はおよそ5:5。

ところが、35〜39歳の女性に限っては、婚活はストレスが多く辛い、と答える方が6割越えと他の年代に比べて一気に高まっていることがわかっています。

出産を意識していたり、30代前半の時と比べて仕事でも責任が増していたりと、【責任世代】の35歳超えの30代女性、一体どうすれば婚活が少しでも楽しくなり、かつ早く卒業できるのでしょうか?

ストレスの原因

1.子供をめぐる問題

35歳からの婚活では、出産のタイムリミットが迫っている危機感もありますが、一方で最近では「産みたくない宣言」をする女性も増えています。

ところが結婚相談所で婚活をしている40前後の多くの男性たちは、

結婚=子供を儲けるため

と考える傾向が強いので、「子供が欲しい、子供っていいですよね」と言われるたびになんとも言えない嫌な思いをしてしまうのです。また逆に、子供が欲しいと思っている35歳以上女性にとっても、「子供がマストなんです」発言は、妊娠可能性からすると安易に「ですよね!」とも言いづらく、ずっしりと思いプレッシャーとなってしまうのです。

35歳の素敵な女性ほど、仕事でも責任があり、おいそれと産休育休でキャリアをストップさせることの不安感は計り知れないものがあります。

子供は欲しい、けど休めない。仕事の手はぬけない、けど子育てはもっと手を抜けない。優等生で頑張り屋さんな女性であればあるほどジレンマを感じてしまうのです。そんな時は、

子供は天からの授かりもの、授かったらその時に悩もう。

くらいに、どんと開き直ることをお勧めします。

そもそも仕事も家事も子育ても全て完璧なお母さんはいません。

どこかで上手に手を抜いたり、実家を頼ったり、夫にも強制的に参加させたり、と周りを巻き込んで借りられる手はどんどん借りながらしていかないと、自分がダウンしてしまいます。自分がダウンして一番困るのは、大切な子供なのですから。いい意味で少しだけ、誰かがなんとかしてくれる、という発想を持ちましょう。そのためには、きつい時は1人で抱え込まず、身近な人へSOSを発信する癖づけも大切なのです。

また、授かったら頑張ろう、と少しリラックスすることでむしろ授かりやすくなる、ともいわれています。目を三角にして妊活してた時は全然できなかったのに、二人での生活をエンジョイしようと諦めて温泉旅行をしたり、二人でスポーツを楽しんだり、恋人のような時間を過ごしたらすぐに授かった、という報告は非常によく聞きます。

そのため、婚活では、リラックスできて、二人でも楽しく過ごせるお相手を見つけることをお勧めします。

2.年齢を意識しずぎる

40までになんとかしたい、そう焦る女性がとても多いのは事実です。なぜ40歳なのか、理由は人それぞれですが、40歳を過ぎてもいい結婚はできていますよ。

年齢はただの数字、そう割り切れば、ムキになって年下男性を追いかけ、不本意なお相手から振られる、なんていうストレスの最たるものから解放されます。

自分だけでなく、お相手も年齢を気にし過ぎない方がハッピーというもの。ちなみに、ご自身の年齢を

「もうこんな年齢になってしまった、、」

と意識しずぎる人ほど、なぜか婚活がうまくいきません。年齢よりも、人柄やものの見方・考え方をしっかり見ていくと、あら不思議、年下の素敵な男性とするっと結婚できたりするのです。

自分の年齢に対しても多めに見てあげて下さい、その代わり、お相手男性の年齢にもおおらかさを持って見ていけば必ず素敵なご縁がありますよ。

マイナスをなくす努力を!

仕上げにもう一つ、意外な盲点なのですが、プラスを増やすよりも、決定的なマイナスをなくす方が断然結婚は早く引き寄せられます。厳しいことをいうようですが、エステや語学学習など「興味がある好きなこと、楽しい自分磨き」をするのはほどほどで結構です。なんなら一旦ストップしてでも、やるべきことがあるのです。

  • 体力が無さすぎるなら体力作りを
  • パートや契約社員なら正社員になれる努力を
  • 歯並びやダイエット、髪質改善など外見の改善を
  • 汚い言葉遣いやタバコ・浪費などの悪習慣をやめる努力を

今すぐにはじめましょう。本当は、ご自分でもきっと気づいているはずです。

私って結局ここが選ばれない理由なんだよな〜

って。だったら無くしましょうよ、その選ばれない理由。無くせばすぐに結婚できるのに、放置しておくのはもったいなさ過ぎです。客観的にみて、自分が男性だったら今の自分と結婚したいかどうか、よくよく考えてみてください。そこから目を逸らしている限り、婚活とはすなわち妥協となってしますので、ストレスは溜まる一方です。

ゼロにできなくてもいい、プラスをふやすより、致命的なマイナスを少しでも何とかしてみようと挑戦して下さいね。

あなたのその努力、必ず実を結びますから!

結婚できているのは、似た者同士

例えばずぼらな人は、几帳面な人とは結婚まで至りません。交際はできても、結婚となるとやっぱり無理かも、となってしまうのです。時々一人になりたがる人は、やっぱり相手もちょいちょい一人になりたいタイプ。お金にシビアな人はお相手もそうだし、つい使っちゃう人はお相手も割と楽しいことに使いたい人。

そうでないと、結婚してからすぐにケンカになってしまうのです。

だからこそ、よくないところが似た者同士で結婚するよりも、いいところが似た物同士で結婚した方がお互いにハッピーというわけです。

一番良くないのは、自分には甘く他人には厳しい査定をする人同士。この場合、条件面の一致で交際中は表面上うまくいっていても、だんだんと感謝よりも不満が募るので、ちょっとした事がきっかけで大爆発するかもしれません。

いかがでしょう、あなたは他人に厳し過ぎませんか?

そして自分のことは甘やかしていませんか?

できれば人に優しく、自分にはちょっぴり厳しい、くらいがお互いに平和な結婚生活が可能になります。

内観が大切な理由

婚活では表面上のやりとりや、デートに何回行ったとか、誰が一番奢ってくれるとか、見た目や条件がいいとか、相手側の行動に一喜一憂しているときにはいい決断ができません。

そうではなくて、他人の課題と自分の課題がきちんと分けて考えられて、何があっても自分自身でいられる状態へ持っていくことが非常に重要です。

例えば、

  • 彼が結婚して欲しいって言ってくれるから
  • 彼なら私のわがままも許してくれるから
  • エリートだし友達に自慢出来るから

なんていい気分で表面しか見ていないと、プロポーズの直後にとんでもないひどい本性が見えてドン引きする、ということはありがちなのです。人間の表面でなく本質を見るには、まず自分自身の心の声をしっかり聞くことが先です。

「今日のデートは私、一日ニコニコしてたけど、本当は早く帰りたくて仕方がなかった」、とそんな時はスルーせずにいち早く自分の心の悲鳴に気づかなくてはいけません。そうでないと、超エリートと結婚したのに、年下イケメンと結婚したのに、少しも幸福を感じられない日々が待っているかもしれませんよ。

結婚して本当に手に入れたい未来は何なのか、今いちどよくご自身の胸に手を当てて考えて見て下さいね。あなたの人生の主役は、あなたしかいないのですから。

まとめ:35歳からの婚活のコツ

  • ストレスの理由を理解し手放す
  • 大きなマイナスをなくす努力をする
  • 内観して人間の本質を見極めるクセづけ

この3つだと思います。

30代は色々と悩み多い世代、だからこそ信頼して相談できるカウンセラーの存在が必要ですよ。私もかつてそうでしたが、仕事ばかりしていると、心の声を無視する習慣が染み付いてしまいます。内観がうまく出来ない、心が枯れている気がする、そんな時も私でよければお力になりますので、ご相談くださいね。

荻田

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