結婚相手探しの前に自分を探そう
婚活は、お相手探しの前にまず自分探しです。
でも、「自分を探す」って簡単そうで簡単ではないんですよね。
それもそのはず、自分で自分を視ることは何か道具がないと難しいし、たくさんの問いを自分自身にしてみないとわからないものですから。
自分以外の視点で誰も世界を見たことがない私たちは、他人のことは冷静に客観的に見れても自分のことだけは曖昧だったり、甘かったり、逆に辛すぎたりします。
あなたがどういう特徴を持っていて、人と違うところはなんなのかは、実は人と関わることでしか発見できない仕組みになっています。
あなた自身を知ることができないまま、
・自分って結構面食いなんですよ。どうせ結婚するならやっぱり、見た目がタイプじゃないと。
とか
・結婚するならやっぱり趣味が合う人じゃないとつまらないでしょ。
とか
・子供が絶対欲しいから、子供希望の人でお願いします
という表面的な希望条件に振り回されて、本質で惹かれ合うことができない、というわけです。
自分を偽って生きていませんか
婚活が難航する背景に、やりたくない仕事につき、好きでもない場所に住み、自分自身を嫌っている、というケースが見られます。全てが不本意な気持ちなのです。
自分の人生、こんなはずじゃなかった
子供のことはもっと幸せな未来が待っていると思っていたのに
そう思って、結婚相手だけは、一切妥協のない完璧な理想のお相手を見つけて、自分のことを幸せにしてもらおう、という発想にいきつきがちです。ところがです、お相手の立場からしてみるとそんな妥協だらけの人生を生きて来た人と結婚したいでしょうか?
いやいやそんなことはない。問題は男性なら経済力や身長。女性なら年齢と容姿でしょう。あとはまあ性格は普通なら合格とします。
そう思っているから、結婚が遠のくのです。
正直、年収が低い男性でも、年齢が高い女性でも、自分の人生を(これでいい、これがいい)と肯定して愛せている人は、驚くほどあっさりと結婚できています。
自分を偽らない生き方とは
自分を偽らない生き方をしろ、なんて、子供の頃から親も学校も教えてくれなかった。
そうではありませんか?
それでも、何人かの人たちは、世間が言う安全な道や、親や他人から褒められる生き方ではなく、自分が選んだ自分らしい道を進んでいます。また、幸運な人たちは、親やひと手間権が認める道を選んだら、たまたま自分にフィットしていたので満足できていることもあるででしょう。
満足できているならそれでいいのです。
誰からも評価されなくても、自分が居心地のいい場所に身を置くことが以外に結婚への近道です。
今関わっている仕事が、そんなに好きでなくても、自分で選んだ道と覚悟を決めて、今日一日一生懸命に取り組めること、それでも十分。
でも、本当の本音はどうしたいの?どうして今の仕事をそんなに辛く感じるの?ひとりぼっちがなぜそんなに辛いの?と自分自身に聞いてみてくださいね。
こんな生き方は嫌だ、本当はこうありたい
と思うことがあるなら、それが自分らしさへのヒントです。
カウンセリングを通じてわかること
カウンセリングをさせていただくと、ご自分では当たり前と思っていたことが、他人から見ると魅力だったり、長所だったりして驚かれます。
それどころか、本人はどうしようもない自分の性分、と思っているところが意外と異性から見たらチャーミングで「選ばれる理由」になっていることがありますよ。
私は長年、仲人として色々な世代やバックグラウンドを持つ人たちの人生観や結婚観をみてきたので、大抵のことには驚きません。
あなたが見えていない、あなたの心の奥の魅力や長所を発見するお手伝いを、させて下さいね。
自分がわからない、からの卒業
自分の良さがわからない。マッチングアプリや、結婚相談所、婚活パーティーに行っても選ばれない理由もわからない。そんなお声をよく聞きます。それは、あなたに価値がないから、ではありません。
あなたに価値がありすぎるから、ちょうどいい人も少ない
と言う場合もあります。
あなたの個性にちょうどフィットする人がたまたま少ない
と言うケースもあるのです。あるいは、
自分で自分の価値を認めてあげていないから、周りにも伝わっていないだけ
と言うケースもあります。特に内面の良さは、誰かが言語化してあげないと見えにくいものですからね。あなたの中の眠った魅力を起こすこと、それが自分がわかると言うこと。自分がわかると、相手からも選ばれ、自分も選べるようになっていきます。
どうか自分がわからないまま、闇雲に婚活をするのをやめていただきたい。説にそう願っています。自分のこともわからないままで、他人から評価されたり、他人を評価したりし続けていると、どんどん心がすり減って摩耗してしまいますよ。
世界にたった1人しかいない、自分と言う存在を、許して受け入れ、大切にする。
そこから婚活はスタートするのです。
そのお手伝いをさせて下さいね。
