コンプレックスが魅力に変わる方法

コンプレックスを克服する方法とは

あなたはどんなコンプレックスをお持ちでしょうか。

過去〜現在に至るまでの会員様たちを見ると、実に様々なコンプレックスを持っていました。

コミュ力がない、身長が低い、恋愛経験がない、性格がネガティブ、お料理が苦手、髪の毛が薄い、お腹が出ている、学歴が低い、などの割と「よくある」ものならば、はっきり言って大抵マイナスにはなりません。

ほとんどのコンプレックスは解決することが可能です。ただし、解決の方法は大きく二つあります。その前に、

・直せるもの・変えられるコンプレックス

・直せない、変えられないコンプレックス

この二種類に分けて考える必要があります。

改善できるコンプレックスとは

改善できるコンプレックスのほとんどは、主に外見に関するものです。

太っている、痩せている、歯並びの悪さや毛髪の少なさ、ファッションセンス、姿勢が悪い、表情が暗い、などほんの少しの努力で改善が見られます。でもなぜか、改善の一歩を踏み出せずにいる人が多いようです。

その理由は、頭の中で変わりたくない、という防衛本能がブレーキをかけるから。

「どうせやってもムダムダ。もしも頑張っても結婚相手が見つからなかったら、お金がもったいないし、努力するだけ損じゃない。できれば今のまま何にも努力せずに相手が見つかったらラッキー」

というもう一人の自分からの”プロテクト”により、努力の妨害があるからのようです。

本当に努力はムダなのか

断言します。ムダなことは全くありません。例えば、薄毛はAGA治療のお薬を飲めば、ほぼほぼ半年〜1年で見違えるように変わります。歯並びも同じくです。

「少し改善したからといって、結婚できるとは限らないでしょ?」

そう思うかも知れませんが、実際にやってみた方は、「まず自分を少し好きになれた」と言います。

この、努力をして変わった自分に対し、私ってやればできるんだ、とかお見合いで人前に立つことが怖くなくなった、という感覚は非常に婚活の成功に有効なのです。

体型も、無駄食いをやめて運動し、朝きちんと起きて夜しっかり眠るサイクルを作っていけば、お腹周りがスッキリしただけでなく、健康管理ができる自分自身に対して、セルフイメージが良くなり、気分まで明るく前向きになれた、と実践し始めた方はおっしゃいます。

コンプレックスが強ければ強いほど、積極的なアプローチをすることで、見える世界が変わります。

それなのに、

お金がない、時間がない、やってもムダかも

と行動を起こさないのはむしろ貴重な人生の時間の無駄遣い。

1日でも早く改善を始めたら、その分1日長く素敵なあなたでいられるのに、勿体無いというものです。

いっぽうで、両親の離婚や身長、学歴・経済力・年齢など一朝一夕には変えられないものもありますよね。

変えられないことへのコンプレックス対処法

例えばすでに起きてしまったこと、過去の失敗や不幸、身長や家柄、年齢などどうあがいても変えられないことをコンプレックスに感じている方もいると思います。

そういう方でもちゃんと解決方法はあります。捉え方を変えてみる、というものです。

これを心理学の専門用語で【リフレーミング】と呼びます。

まるで地動説!世界が一変するリフレーミングとは

心理学における「リフレーミング」とは、物事の捉え方(枠組み)を変えて、別の視点から見直す思考法です。

私が大好きな作家さんで、【かんころ】という女性がいます。彼女はすべてのコンプレックスに悩む女性を励ます言葉を、Instagramやブログ、書籍などを通じて発信しているのですが、実はとても重くて暗い過去を背負っています。

かなりショッキングな内容なので心が弱い方は読まないほうがいいかも知れません。

かんころさんは高校生の時に、帰宅途中に通った人気のない神社で見知らぬ中年男性から無理やり押し倒され、身体を奪われたというのです。ずいぶん悩み苦しんだそうですが、ある時思いきってそのことを公にすることで、彼女はそのトラウマを乗り越えました。そして辛い過去があるからこそ、悩める女性たちの相談をきき、励ますブログ書き続けていたら、

  • その言葉に共感できる
  • かんころさんの存在に励まされた
  • もっと応援したい!

という女性たちが増え、みごと多くのフォロワーに支持され、書籍は飛ぶように売れて、今や立派な社長になったのです。さらには30代で素敵な年下男性と結婚をしました。

かんころさんの決め台詞で

今日もあなたの人生は、あなたが主役!

という言葉があり、この変えられないコンプレックスを克服するリフレーミング法は、この言葉に尽きると思います。すでに起こったことはただの事実で、それに自分で自由に意味づけをすることができる。ポジティブに捉え直して、意味づけをすることこそがリフレーミングなのです。

リフレーミングのメリットまとめ

  • 思い込みや固定観念を払拭し、物事を柔軟に捉えることができる
  • 行き詰まりを打開したり、問題を健康的なメカニズムに変えたりすることができる
  • ストレスの軽減につながる
  • やる気やモチベーションアップにつながる

といわれています。

逆境のヒーロー・ヒロインになれる

もう一度言います。かんころさんのように、コンプレックスがあるからこそ、ヒーロー・ヒロインになれる要素があるのです。

こんなに✖️✖️(コンプレックス)なのに、〇〇な自分ってすごくない?

というほうが、単に「自分は〇〇です。」というよりも、よほど価値がある、というわけです。

そもそも婚活という面だけでいうと、完璧な人はまずいませんし、「自分は完璧だ」と思いこんでいるようなプライドの高い人は、異性から(同性からも)敬遠されています。そもそも身長が低いとか、学歴がどうとか、そういったことはほとんどが相対的なものに過ぎません。逆に、むしろ例えば

「身長が170cm以上ない男性は、結婚相手にはふさわしくないわ!」

なんていう女性がいたら、人をみる目に問題があるので、結婚相手に選ばない方がいいのです。そういうことをいう人に限って、自分の考えではなく、友人がそういっていたからとか、親にそう言われたから、のような主体的ではない選択だったりします。

逆に、ハンデがあるにも関わらず、素敵な女性から選ばれるとしたらそれって魅力で惹きつけているということになるのです。条件だけで選ばれている人よりも、人間的な魅力で選ばれて結ばれるって、よほど幸せなことだとは思いませんか?

これを、逆境のヒーロー・ヒロインの法則、と呼びたいと思います。

コンプレックスがある方、おめでとうございます。あなたには、主役になる素質があるといっていいでしょう。

では実際にそういったコンプレックスを克服した方が結婚できるかというと、答えはイエスなのです。

コンプレックスを克服した人は魅力的

実はここだけの話、コンプレックスがない人よりも、コンプレックスがあり、それを克服した人、しようとしている人はとてもたくましく魅力的に見えるものなのです。

なぜなら、どんな美しい人でも、裕福で賢い人でもコンプレックスを持っているからです。

そもそも人間らしく生きる、ということはコンプレックスとどう向き合うかに尽きるのかも知れません。だからこそ、コンプレックスがあるのでしたら、それはもはや半分くらいとんでもない魅力を手に入れたようなものなのです。

心配しなくても大丈夫です、たいていのコンプレックスは結婚の障害にはなりません。

むしろコンプレックスをしっかりと自覚して、努力したりリフレーミングしたりすることで、異性から愛される存在になれるのが、婚活の事実なのです。

他人を愛する前にまず自分を愛そう

実は誰しもが、もっとも身近な他人は自分の中にいます。誰かに何かをいわれてひどく傷つくのは、自分の中の意地悪な他人が、すでにあなたを攻撃しているからです。自分を愛するどころか、自分のことを馬鹿にしたり、攻撃したりしていると、目の前の他人からのちょっとした言葉や振る舞いが引き金になって、被害妄想が起こりやすくなります。

例えば痩せている人や、スタイル抜群と自分で思っている人に

「太り過ぎじゃない?痩せたら?」

といっても傷つきません。その必要がないと思っているからです。でも、ぽっちゃりしていることを恥ずかしいと思って気にしている人や、最近体重が増えて体型が崩れた、みっともない、と自分で自分を責めていると、

「え、おかわりするの?」とか

「もうお腹空いたの?」

なんていわれただけで、拡大解釈をして、

(遠回しにデブって言われた!それってみっともないってこと?ひどい!傷ついた!)

と深く傷つくものです。なぜなら、それは自分で自分を「太り過ぎでこんな自分はダメだ」とあらかじめ責めているからなのです。

逆に、自分責めをやめればムダに自分嫌いにならずに済むというわけです。自分に対して意地悪で批判的な態度をとっている人は、他人に対してもおおらかにはなれません。もっとこうすればいいのに、とか、ここがダメという具合に、あら探しに必死になってしまうものです。

ですから、他人を愛したければまず自分を愛し慈しむことが不可欠なのです。そこで、上記二つのアプローチ(改善する行動をとる、もしくはリフレーミングする)を使って、コンプレックスを克服することが有効になってきます。

でも、自分で自分のことをいじめるのが大好きな人って案外多いもの。惨めで可哀想な自分でいるほうが、言い訳ができて楽だからかも知れません。

いかがでしょう、あなたはコンプレックスにどう対処していますか?

自分一人ではどうしてもうまく克服できないのでしたらお手伝いをしますよ、まずはお会いしてお話ししましょう。仲人おぎた

婚活で言ってはいけないNGワード

婚活で地雷ワードを言っていませんか?

結婚相談所の門を叩く30代〜40代の男女の75%前後の方が、

  • 子供が欲しいから結婚したい

とおっしゃいます。それは自然なお気持ちだと思います。1

もちろんこれらは本心だと思いますが、どうもストレートにお相手に伝えると、とっても自己中心的なニュアンスに伝わってしまうので良くないのです。

お相手の気持ちを考えて言おう

例えば、「子供が絶対に欲しい」と思っている男性。特に経済力があり、ある程度社会的にも成功している男性に多いのですが、お金ならある、という自信からか

子供が絶対に欲しいんです。自分は長男(もしくは一人っ子)なので、子供はマストなんですけど大丈夫ですか?

なんて言い放っていませんか?

もしもお金があっても、もしも事情があり、子供が必要だとしても、妊娠・出産のように、女性の身体や生命に関わることを軽々しく「絶対」などというのは非常に思いやりがない言い方です。

仮に女性も子供をのぞんでいたとしても、言い方一つでドン引きさせてしまう可能性があります。身体的な負担だけでなく、子供を儲けることによって、人によっては仕事を辞めたり、セーブする必要が出てくるケースもあり、また仕事を続けるとしても大きな負担を背負うのは主に女性なのです。

でも逆に、女性の方から先に

私、子供が絶対に欲しいんです!

と言ってきたとしたら、

僕もそう思ってる。欲しいよね、子供!

は全然問題ないのです。要はお相手次第で言っていいタイミングや言葉の使い方があるよ、ということなのです。また35歳を過ぎると妊娠できる確率は低下すると言われているため、特に40歳前後で子供を持ちたいと思っている女性にはこの「絶対に欲しい」という男性の言葉がズシンと重くなってしまうのです。

お相手への過度な要求は基本NG

想像してみて下さい。

あなたが東京学合格を目指している、受験生だとしましょう。

もしも親御さんが「(お金ならあるから)絶対東大に現役合格しなさい」と言ったらどう思うでしょうか?自分だって合格したいから頑張るけれど、【絶対に】受かるとは断言できないのではないでしょうか。お金があるから学費は問題ない、のかもしれませんが、お金さえあればなんとかなるものではありません。自分の人生が左右される選択をまわりが勝手に合格しろ、とおしつけていいものではありませんよね。特に、初めての受験なら、試験当日まで何が起こるかわかりません。不安がある上に強いストレスをかけると、大抵物事はうまくいかなくなってしまいますからね。

それと同じような、いやそれ以上のことを、まだ出会って数週間のお相手に平気で言っていると考えると、いかに”自分には時間ない”と切羽詰まっているからといって、配慮がなさ過ぎます。妊娠するのも出産するのも、授乳するのも女性です。子供を産み育てることに関しては、何よりも一番に女性の気持ちを尊重する姿勢が不可欠であると認識しましょう。

女性でもそうです。

子供の頃からの夢で、結婚したら新築の一軒家に住みたかった、結婚したら専業主婦になって3食昼寝付きがいい、と、思うのは自由です。ですが、自分は何もせずにただお相手に「ああしてこうして」というのはあまりにも図々しいというもの。

この線は絶対に譲れない!

と頑なに自分の理想だけ主張していると「自己中心的で感じの悪い人」と思われて、その結果子供どころか伴侶さえなかなか持てないのが婚活なのです。

幸せな家庭を作れた人がしていること

実は結婚相談所で婚活スタートから半年以内で結婚できて、一年以内に子供を授かった人たちに共通の特徴があります。それは、子供が欲しいとかお家が欲しいとか、働きたくないなど自分の希望を声高に言わない、ということです。

これってどんなモテるテクニックよりも、美しさや高い年収よりも重要なことかもしれません。

  • いいな、と思ったお相手とは毎週きちんきちんと会っていく。
  • 今目の前のデートを楽しむこと、お相手を楽しませることに全集中する。

あとは交際2ヶ月が立つ頃に真剣交際どうしますか?→YES

3ヶ月が経過する頃にそろそろ結婚を考えてますか?→YES

これだけ。先回りして高級海外ブランドの指輪を買ってくれとか、自分の実家のそばに住みたいとか、何か自分にだけメリットがあるような要望をゴリ押ししようとすると交際が終了し、振り出しへ戻るのです。

どうしてそうなのか、わかりますか?

それはそもそも家庭を持つ、ということは、自分の欲望を満たすことよりも、一生隣にいるお相手のそれをまず聞いて、尊重することだからです。自分が一番かわいいのはみんな一緒です。だからこそ、パートナーを一番に大切にしてあげることでグッとくるのです。

お父さん、お母さんの行動を思い出して下さい。どんなに眠たくても、あなたが泣いたらあなたを最優先してオムツを変えたり、ミルクを飲ませてくれたでしょう。自分の欲しい車や行きたい旅行を少しの間辛抱して、あなたの学費に回し、あなたの欲しいものを優先的に買ってあげたのでないでしょうか?

家族の幸せが自分の幸せでもある、お互いにそう感じる心がないと、あるいはもし結婚できたとしても、それぞれが自己中心的に振る舞い、幸せな家庭は築けません。

思いやりの心、というと月並みに聞こえるかもしれませんが、そうやって私たちは人に優しくすることをまず一番最初に家族から学んで大きくなるのです。

まとめ

何度お見合いをしても、何人と交際しても婚活がうまくいかない人は大抵、少し思いやりが足らない人です。その結果、自分が損をしない人を必死で探しているようです。目の前の方を楽しませるようなことはしない割に、「あの人ってケチでちっとも楽しくない」「子供を産んでくれると思ってご飯を奢ったのに、いやとは何ごとか!」と批評をしていませんか?

独身時代って自由気ままにいられるので、独身が長引くほど、悪気なく自分の満足を最優先して、お相手の満足を考えなくなるようですよ。逆に自分はこれでいいけど、お相手はどう感じるのかな、とほんの少しでも立ち止まって考えられるようになれれば突然道が開ける、その理解へプロセスが婚活なのです。

なぜなら、家族を持つって自分よりも大切な人ができる、ということだからです。

もう直ぐクリスマスですね、どうぞみなさまご家族をまずは大切になさって下さいね。私はいつもクリスマスシーズンは、会員様のプロポーズの成功を心から応援してハラハラドキドキしております。

今年もいいニュースがたくさん聞けそうです。

荻田

  1. マイナビニュース「婚活男女、結婚後「子どもを希望する」割合は?」2024年9月29日 ↩︎

楽しそうに笑顔で会話する婚活女性

ハイスペよりもおすすめ、優良スペックとは

ハイスペ婚は疲れる!?

世の中の不景気感、物価上昇などの影響もあり、かつてないほど”男女ともに”お相手の年収を気にする時代となっています。一方で、年収ばかりを気にしてハイスペック男性にしか目もくれないでいると、こんなお悩みがでてきます。

  • 超人気ハイスペ男性にしか申し込まないので、お見合いが成立しづらい
  • 実際ハイスペ男性と会ってみたら性格が良くなかったり、価値観が合わない
  • 交際の最後の最後で男性のご家族にNOと言われて傷つく

このいわば【ハイスペショック】はかなりダメージが大きいもの。人によっては婚活鬱になってドロップアウトしてしまったり、うまく結婚へこぎつけたとしても、結婚後にかなり窮屈な思いをする可能性はあります。

希望条件のてんこ盛りにご注意

もちろん経済力は結婚生活において大切な要素です。ですが年収や資産だけでなく、

  • 身長は175cm以上ないと無理
  • 学歴は有名大学卒業がいい
  • コミュ力も高い面白い人希望
  • 人気俳優さんによく似たイケメンがいいな

など理想ばかりを言っていませんか? 希望条件のてんこ盛りではあっという間に5年10年が飛んでいってしまうのも、婚活の現実なのです。

そこでご提案したいのが、あなたがまだお綺麗で、心が元気なうちにお嫁に行ける可能性が高い、優良スペック男性との結婚です。

絶対評価と相対評価

いわゆるハイスペと優良スペックとの違いは、一言で言うと絶対評価と相対評価です。

ハイ=高いスペックということは、あなたのスペックや婚活での市場価値的なものを無視して、一方的に希望条件を決めているということ。ボーダーラインを最初に作り、そこで足切りをするのが「絶対評価」です。資格試験などが当てはまることが多いでしょう。これだと条件設定によっては合格者(結婚対象となる方)が0人になってしまう可能性も出てきます。

それに対して、相対評価というのは、受験者の中で上から何人までを合格とするというもので、大学受験などで普通に行われている方式です。婚活に例えると、今お申し込みしてくれている男性の中で、まあまあ条件が自分とかけ離れていない、極端に違いすぎないお相手を選ぶというやり方なのです。

優良スペックがおすすめな理由

優良スペック男性と結婚すると、結婚した後が気楽で、安心して暮らせています。なぜなら、決める基準はあなた自身のスペックだからです。年齢や年収、ルックス、家事能力、性格、結婚観なども含めて、自分よりも少し上か同じくらいの人を選ぶと無理なく背伸びをせずに気楽にお付き合いができ、結婚生活のすり合わせもしやすいのです。

また、ハイスペックすぎる男性は、「女性なら他にもいる、自分がいくらでも選べる立場にある」ということを理解しています。ですので、よっぽどお相手のハートにズキュンと刺さる何かを持っていないと、最後の一人に選ばれるのは難しいでしょう。

さらに、いわゆるハイスペ男性の傾向として、自分の方からお申し込みをして積極的にデートに誘った女性と結婚する方がほぼ100%です。ということは、お嫁さんとして選ばれる外見や人柄、仕事観、家事スキルなどを磨き、それを余すことなくプロフィールに反映させておかずには選ばれません。(我こそは、という方は最高のプロフィール作成をサポートしますのでご相談くださいね)。

その結果、ハイスペ婚では、女性が自分から選ぶのではなく、選んでいただくというスタンスが必要です。逆にいうと、いつまでもじーっと待っていてお申し込みされないなら、どんどん時間が無駄に過ぎていってしまうというリスクもありますよ。

それに対して優良なスペックとは、あくまで女性が自分自身を基準として無理なく一緒にいられるスペックです。なぜこんなことをわざわざ書いているかというと、実際にハイスペ男性とお見合いが成立しても会話が噛み合わなかったり、マウントを取られて不快な思いをする会員様もいるからです。

人によっては、交際中は上手に女性を立ててご機嫌を取っておいて、成婚した後で豹変するというケースもあるので怖いのです。

一番いいのは結婚後に豊かになること

実は結婚前から男性が高年収でキャリアに成功しているケースよりも、結婚して家族として頑張っているうちに徐々に社会的な立場が上がっていく方が幸せになれるものです。そこには、男性が一人で頑張った成功ではなく、二人がチームとして築き上げた二人の功績である、という達成感があります。

結婚相談所でもアプリでも、年収という項目は確かにあります。けれど参考適度にしておくことをお勧めします。というのも、30代はまだまだ伸び盛り。40代に入ってからググッと出世したり、資産が増える方もたくさん見ています。人によっては50代60代でお父様が亡くなり、会社を引き継いでから上向きになられることもありますよ。そのことを念頭において、年収よりも伸び代に注目してお相手を選ぶことをお勧めします。

女性の方が出世するケースも

最近では、結婚して子供を産んだ後で女性の方がどんどん出世するケースも出てきています。そうなってくると、夫となる男性には、経済力よりも家事能力、子供と妻への気配り・めんどう見の良さなどが必要とされています。

ポイントは、二人合わせて豊かになれればそれでいいという発想を持つことです。

もしかして現状では「まさか!出世なんて私には関係ないわ」と思っているかもしれませんが、何がどうなるかわからない時代なのです。柔軟性があり、男のメンツに固執しない男性を選ぶと同時に、いざという時は自分がメインとなって働く覚悟を女性も持っておくといいでしょう。

知り合いのエリート男性もこう言っていました。

「いざとなったら私が稼ぐから、心配しなくていいわよ。あなたはのびのびとやってね」

という妻の言葉のおかげで根を上げずに頑張れてます。失敗して財産を失ったらどうしようという不安やプレッシャーがどれほど軽くなっていることか…

だそうです。

エリート男性だって、必死で今の地位を築いて、キープしているのです。そこには何大抵でない緊張感やストレスがあるようですよ。

まとめ

ハイスペ以上に結婚相手におすすめの男性は、「自分と釣り合う、そこそこ優良スペック男性」です。さらに付け加えるなら、

・気配りや共感ができるひと

・交際中せっせとデートに誘ってくれるひと

であれば文句なしにお勧めです。そのくらいデートの頻度は重要です。もしもハイスペ男性と仮交際に入れても、デートは月に一回だけ、メッセージは週に一回程度、という状況では二人の距離はいつまででも縮まりませんから、結婚なんて夢のまた夢。仕事で忙しい働き世代の方々が、週末家で寝ていたいのをグッとこらえて、わざわざデートをすることに価値があるのです。

プロポーズは長い長い結婚生活のスタートに過ぎません。そこから始まる数十年間の結婚生活をしっかりとイメージしながらお相手選びをしましょうね。

婚活中に迷ったり、つまづいたときは私がサポートしますよ!

セレブに憧れた50歳初婚女性のご成婚体験

田舎でセレブに憧れての婚活

マコさん(仮名)と初めて出会ったのは、彼女が49歳の時でした。

このままずっと独身で一生を終えることになるのは怖いんです。本音をいうと結婚して遊んで暮らせるセレブになりたい。

そうおっしゃってご入会されました。

当時の彼女は、地元でそこそこの名家のお嬢さんということもあり、また、妹さんがとんでもないハイスペック婚(妹さんご自身も大変なハイスペ女子ですが)をしていることもあって、自他ともに認める

理想が高すぎる婚活女子

の典型のような方でした。最初の面談で出てきた言葉は専業主婦希望、とのこと。今正社員で働いているけれど、不動産関係の仕事は残業や休日出勤もありストレスが溜まるので早く辞めたい。とおっしゃっていました。

お相手の希望ですが具体的には

  • 年収は最低800万、その他資産があって子供がいない方
  • できれば年下、我慢して年上でも1,2歳まで
  • 専業主婦をさせてくれる人がいい
  • 結婚後はお友達と自由に旅行がしたい
  • 背はそんなに高くなくていいけど、お顔は綺麗な人がいい。お腹が出ているのは嫌。

さらには「優しくて、私のわがままをなんでも聞いてくれる人じゃなきゃ無理。そうじゃないと結婚する意味がないでしょう?」

とおっしゃっていたのです。婚活男性が聞いたら即お断りしそうですよね。

やれやれ困ったぞ

内心私でもそう思いました。正直カウンセラーとしては、最も厄介なタイプなのです。

男性にとってのメリットがわかりづらい

30代、40代の婚活で、まるで10代20代の女性のように結婚とは”王子様とお姫様”になることという夢を持っている人は婚活が大変です。

聞けばお料理は苦手、家事全般嫌いだけど専業主婦がやりたい。子供はいらない。というので、厳しいようですが、実質ニート希望と言っても過言ではありません。

「結婚生活はどっちかがお客さま、というわけにはいかないよ、見返りを求めない”ギブの精神”がないと、誰からも与えられないまま欲しがってばかりで何も手に入らないんだよ」そう伝えたこともありました。

頭ではわかるんですけど、、、と言いつつコツコツ貯金をして、自分磨きを頑張っていたマコさんでした。

ですが、あまりにもお見合いで合う人たちが

理想とはかけ離れている

という現実に、婚活が嫌になってしまった時期もありました。

このように、自分だけにメリットがある結婚を望むと、なかなかご成婚はできません。

例えば婚活をしている男性でも、

  • 家事を基本的に全部やって欲しい
  • 子供も産んで育てて欲しい
  • 働いて家にお金を入れて欲しい
  • できれば親の介護もやってほしい

と何でもかんでもあれしてくれ、これしてくれ、のクレクレ星人だとまず結婚は難しいでしょう。せめて家事育児は自分も積極的にやるのが当然、くらいのスタンスが今どき”普通”なのです。

でも宝くじみたいな夢を結婚に求める人っていつの時代もいますよね。結婚を本気でしたいなら、お相手目線に立って”自分と結婚をしたくなるかどうか”考えてみることが大切ですよ。

いよいよ焦りが本格化してくる

「理想の王子様じゃないなら、結婚なんかしなくていい」

と婚活スタートした当時は自分からバッサリとお断りをしていたマコさんでしたが、50歳の誕生日を境にぱったりとお見合いが組めなくなり始めました。そうなると、少し条件を下げてもいいから、会ってくれる人を大切にしなくては、と悩み始めます。

50歳という響きの重さに、さすがに贅沢を言っている場合じゃないと本格的に焦ってきたのです。

自分からもお申し込みをしては断られる、を何度も繰り返した後、ひょっこりお申し込みしてくれたのが、トモナリさん(47歳・仮名)でした。

年収は500万代だし、顔は全然タイプじゃない。でも身長は175cmあってスリム、しかも年下なのは貴重かも。年上だとすぐに定年退職で夫の介護が必要になりそうで不安だから。

そう判断して、お見合いをしたそうです。

その時のことをこう語っていました。以下マコさんの言葉です。

 彼をひと目見た瞬間、他の男性たちとは全然違うと思いました。笑顔が自然で、しっかり目を見て話すし、穏やかで寄り添ってくれる感じも良かった。何よりアラフィフ男性特有の、

 「自分は違ってない!真面目に生きてきたんだから誰にも文句を言わせないぞ」

 という、頑なな雰囲気が全く感じられませんでした。

そしてなんと、一時間ほどのお見合いの席で別れ際に、

「良かったら僕と結婚を前提にお付き合いして下さい」

そうトモナリさんはおっしゃったそうです。

決断が早い男性はスムーズに結婚できる

実はトモナリさんは再婚でした。

彼の仕事は転勤が二、三年に一回とかなり多いのが離婚の理由とのことでした。

聞けば今回のいきなりのプロポーズも、3ヶ月後には転勤が決まっているからのんびり時間をかけて選んでいられない、という背景がありました。

個人差はありますが多くの場合、初婚の方と違って、再婚の方は結婚に対して”過剰な”夢や憧れをもっていません。結婚は夢や憧れではなく現実なのです。

ましてやアラフィフ婚となると、子供が欲しいか欲しくないかで婚活の難易度がガラリと変わります。

トモナリさんからの申し出は、マコさんにとって(婚活に疲れ果ててもう一刻も早く結婚がしたい)と思っていたタイミングで、まさに救世主に見えたそうです。

そうは言っても最初は「付き合う前から結婚の話なんて」、と戸惑っていましたが、お互いの近所に遊びに行ったりしているうちに自然と「この人となら幸せになれるかも」と思い、交際2ヶ月でプロポーズ、と同時に横浜へのお引越しとなったそうです。

念願の専業主婦になってみて

マコさんがいうには、

「夫の転勤がイヤという人は多いかもしれません。でも転勤族の妻ということは、一つの仕事をずーっと続けられないわけですから、私にとっては願ったり叶ったりでした。

最初はそんなにお引越しが多くてやっていけるかな、と少し不安にもなったし、母も心配していたけど、今は旅行気分でいろんな土地の文化や名物を楽しめるからワクワクしています。面倒なご近所関係も、2年もすればサヨナラできると思えば、笑ってスルーできますしね!

なんと言っても、トモナリさんのお料理上手で、朗らかなところが大好きなんです!すっぴんでも、無職でも、可愛いよって言ってくれますしね。『少し落ち着いたらパートくらいしてみたら?毎日ひとりぼっちは辛いでしょう?』とは言われてますけど笑、まあぼちぼち考えます。実は私、婚活中に始めた株でけっこう儲かっていて、あまりお金には不安がないんです」

とのことでした。

結婚をあきらめなかった理由

40歳や50歳のお誕生日を機に婚活をやめてしまうという方、時々おられるようです。が、実際のところ幸せになるのに年齢は関係ありません。

婚活をする時、さまざまな壁にぶち当たりますが、一番大事なことは投げ出さないこと。

また、もしもお金の不安があるなら、結婚して養ってもらう以外の、お金の不安を解消する方法を見つけることも大切です。物価高騰や円安など、経済的な不安を理由に婚活をする人は増加傾向ですが、結婚をお金目当てですると大変なしっぺ返しに合うでしょう。どんな結婚でもそれなりに苦労や我慢はつきものです、ですが、結婚しないと味わえない幸福も必ずあるのです。仲人は、マコさんがくじけそうになるたびにそのことを伝え続けてきました。

私ごとですが、31歳で結婚をしてから子供が欲しかったけれどできずに現在に至ります。

子供ができないなら結婚する意味がない、とおっしゃる男性をお見かけしますが、どうでしょう。

ちなみに、我が家では夫が休日に手作りのパンを焼くのは、妻の私を喜ばせるためだそうです。秋の夜長に一緒にお散歩しながらお月見をしたり、うなぎを食べるためにわざわざ浜松まで旅行したり、そんな自由で身軽な生活ができるのも、子供がいない夫婦ならではかもしれません。

先日は私がぎっくり腰をしたとき、夫が腰をマッサージしてくれて、靴下をはかせてくれました。逆に私がりんごをむいた時、しばしばゲームで両手が塞がっている夫に、「アーン」と食べさせてあげたりします。

日常のささやかな幸福に満たされるのが結婚の醍醐味です。本当に価値のある幸福とは、実はお金では買えないのです。

人生100年時代、孤独に悩んだり老いに不安を抱えながら生きていくよりも、1日でも多く1秒でも長く皆さんが笑って暮らせたらいいなと心底思います。

マコさんも私の家庭の話を聞いて、「荻田さん夫婦みたいなカップルになりたい」と結婚の夢を諦めずに頑張ったから幸せになれたそうです。玉の輿ではないけど、温泉みたいにリラックスできて心地いいと微笑んでいましたので、今回ブログに書かせていただきました。

もう一度言いますが、幸せになるのに年齢は関係ありません。結婚したい、そう思ったならご相談くださいね。

ぶどうの樹結婚相談所 おぎた

結婚後に幸せになれる人の口癖

自分の言葉をあなたの脳が聞いている

あ〜あ、なんかついてないな…

やっぱりダメだった、私って運が悪いんだよね…

あなたはこんな言葉を何気なく言っていませんか?

確かに婚活をしていると、たまにはこんな言葉を言いたくなる場面もあります。

ではどれほど運が悪いのかと思ってお話を聞いてみると、世間全体から見たらどっちかというと”かなり恵まれている方”だと私は思ってしまうのです。

以前、「うちは貧乏だから、、」というのが口癖の女性に、

どのくらい貧乏なの?お家があって、ちゃんとご飯も食べられて、ネイルやエステだって行けるし、ペットまで飼っているじゃない?とても貧乏には思えないけど

と聞くと、

芸能人みたいに、移動で好きなだけタクシーに乗れないから

と答えられて驚いたこともありました。

彼女は大まじめにそう感じておっしゃったのですが、要約すると

セレブに生まれなかった=不幸

と真顔で彼女は訴えていたのです。

それを聞いて私は、「幸せのハードルがむやみに高すぎるんじゃない?」そう伝えました。「歩かないと運動不足になるし、渋滞でイライラするなど、また別の不満や問題が起こると思うんだけど」と伝えると「それもそうですね」と憑き物が落ちような顔で笑っていました。

他にも、結婚が決まった方でも「ついてない」という人はいます。会社経営者とご成婚決まった恵さん(45歳・仮名)は、婚約してすぐお相手の会社が危なくなって、彼が奔走している時に、

私と遊んでくれないし、ちっともメッセージに返信がない。本気じゃなかったんだ。私ってやっぱり運が悪い…

とぼやいていました。

彼は十分な資産はあるものの、それでも自分の会社を維持するために必死なのです。もちろん婚約者に金銭面で甘えたくないし、迷惑をかけたくないという男のプライドもあります。

そんな時に、

構ってくれないから運が悪い

というのはどうにも残念な発想です。恵さんはその後、お相手男性の会社が持ち直して、結婚の話を進めることができたそうですが、しばしば

それは運が悪いというのとは違うと思うよ

というケースを見かけます。

結婚生活って、ずうっと順風満帆なんていうことはなかなかないもの。楽あれば苦ありです。でもそれは、独身で生きていても同じことなのではないでしょうか?ずっと健康でお金もメンタルも安定していてくれればいいのですが、それこそもしそうだとしたら、とても幸運な人です。

一人で生きていてもいつか必ず困難や試練って訪れるもの。それは老後かもしれないし、明日病気で倒れるかもしれない。でもどうせ困難に向き合う時が来るなら一人ぼっちより家族と一緒がよくない?

これは私がいつも思っていることです。

ただその困難が、入籍前にくるか結婚直後なのか、それとも結婚してから何十年も経ってからなのかはわかりません。

さて、とはいえすぐに“自分が運が悪い”と考えてしまう人はいるものです。ではどうすれば、運が悪いと思い込む “癖” をやめられるかをお伝えしていきます。

【あいうえお体操】で幸運体質へ

婚活をするつもりなら、「運が悪い、ついてない」を口癖にするのは絶対にやめましょう。

婚活の成功はご本人の努力と仲人のサポートあっての賜物ではありますが、それでもすごくよいご縁を引き寄せるには、運という要素も必要です。

そして実は運のいい人は、「自分は運がいい」と思い込むことによって運を味方につけているのです。

いきなりそういわれても、急には「運がいい」だなんて思えませんよね。大丈夫、そういう人にお勧めなのが毎朝鏡の前で毎日やるあいうえお体操です。これは私も実践しているので、効果は保証しますよ。

やり方は簡単、鏡を見ながら大きく口を開けて、以下の言葉を言うだけです。

  • あ:ありがとう
  • い:いいね
  • う:うけいれる
  • え:えがおで
  • お:おおきな夢をもとう

ゆっくりと大きな口を開けて顔中をくしゃくしゃにしながらやってみてください。

恥ずかしくて声が出せない人は口パクでも大丈夫。

毎朝メイクの時や、歯磨きのあと、男性ならお髭を剃る前でも結構です。

表情筋を動かすことで、顔色も血色が良くなり、言葉の力でなんとなく今日も頑張れそうな気持ちになりますよ。実はこの、“なんとなくいい感じ”をキープすることの積み重ねが幸運体質づくりなのです。

あなたに最も影響力を持っている人とは?

人間は、身近な人、日々接する頻度が高い人からより多くの影響を受けると言われています。考え方のクセや行動パターンなど、毎日のように見たり聞いたりしていると、“ああはなりたくない”ともしも思っていたとしても、何らかの影響を受けるのです。

そういう意味で、一番影響を受けるのは、実は自分の言葉や行動。いうまでもなく、自分という人間からは24時間365日離れることは叶いませんからね。ということは、自分が良い行動をし、自分がいい言葉を発するのが最も手っ取り早い開運方法というわけです。

逆に、パートナーにむかって、「私って運が悪いの」と言い続けていたら、どんなに素敵なお相手でも、だんだん魅力がなくなると言われています。

素敵な人と結婚できたら、きっと幸せにしてくれる

私のことを前向きな気持ちに変えてくれる人と結婚したい

そう思う気持ちはよくわかりますが、方法として間違っています。

なぜなら、その素敵な人は、同じく素敵な人から“良い影響”をもらおうとするので、運が悪い・ついていない、あるいは誰かのせいでまた嫌な目にあった、と普段何気なく平気で口に出す人を選ばないのです。

結婚後、相手まで不幸にしてしまう人

ネガティブパワーというのは、ポジティブパワーと同じくらいに強烈。

性格が悪い男性や、悲劇のヒロイン女性と結婚すると、それまで元気でハッピーに暮らしていたお相手までも、だんだん性格が悪くなったり、元気がなくなって“なんとなくついてない”気分へと変わっていってしまいます。

実はかつて私も、20代の頃はネガティブ発言が止まらない頃がありました。

仕事は嫌いではないのですが、なんとなくつまらなく感じて仕方なかった頃のことです。どうネガティブかというと

  • 年がら年中頭が痛い、お腹が痛いなどあちこち痛がる
  • 肩が凝った、疲れたが口癖
  • 「何食べたい?」と聞かれているのに、食べたくないものを言う(炭水化物は嫌、脂っこいものは太るからだめ、など)

当時は貧血がひどくて体も弱かったのは事実ですが、それにしてもよく嫌われなかったな、と思います。ですが、こんなふうに不平不満を垂れ流していたらどうなったかというと、ダンナさんまで愚痴っぽくなってしまったのです。

元々ダンナさんは、辛抱強くて明るく、どんな時でも冗談を言う性格だったのに、私が暗い話ばかりしていたら、ダンナさんもどんどんネガティブになり、仕事に対してなんとなく投げやりな気持ちが出てきて、、家の中がどんよりしてしまった時期がありました。

とうとうダンナさんまでも口を開けば愚痴ばかり言うようになって、自分が不満を聞く側になってしまいました。その時に初めて気がついたのです。

不安や不満をずっと聞かされるのって、こんなに嫌な気持ちになるもんなんだ…

今まで申し訳なかったな、、

それからは、私は自分の言動を改めるようになりました。

  • 不平不満をダラダラぐちぐち言わない。
  • 調子が悪い時は、体調が悪いと言ってしっかり休む。
  • そして元気になったら、「もう大丈夫、元気になったよ。心配してくれてありがとう」と元気が回復したことをちゃんと伝える。

それだけで、我が家の空気は明るくなり、夫の年収もつられて上がっていったのです。

夫婦がお互いに強い影響を与え合っている、ということを痛感した出来事でした。

結婚してからもっと幸せになろう

結婚さえできれば幸せがやってくる。

少なくとも、独身の今よりはきっと幸せになっているはず。

そう思う人は多いのですが、結婚してから幸せになれるには、相手への感謝と思いやりの【声かけ】が必要です。かつての私のように、あそこが痛い、ここが辛い、疲れた、しんどい、ばかりだと、お相手はこう受け取ります

  • もっと私を労ってよ
  • 結婚したけどちっとも幸せじゃないわ
  • 私の人生、辛いことばっか

これでは、お相手は自分の力不足を責められているように感じてしまいますよね。その結果、

  • 俺だって辛いんだ。わかってよ
  • 幸せじゃないのは俺のせいだっていうのか
  • あーあ、なんかいいことないかな…

とお腹の中で無言の抵抗を始めるようになっていきます。それが満タンになってしまうと、お相手の口からも不平不満が出てくるでしょう。あるいは外に刺激を求めるようになるかもしれません。

ではどうすれば結婚後、うんと幸せになれるのか。それは、ポジティブな声かけを、独身の時から習慣化することです。誰に対してかというと、自分に対してです。

もう一度思い出して下さい。前述の、あいうえお体操、【ありがとう!いいね!受け入れる!笑顔で!大きな夢をもとう!】は、他の誰でもない、自分自身への感謝と褒め言葉。自分にエールを送るんです。

もしも今が辛くても「いいね、よく頑張ってるね!」

もしも期待はずれでも大丈夫「未来はきっと明るい。だから大きな夢をもとうね!」

言葉の意味を理解するとより効果が大きいので、ぜひ毎日の習慣にしてみてくださいね。

仲人 おぎた ゆか